忘れることのできない、私の留学体験

私は大学3年生の時に一年間大学を休学させてもらい、オーストラリアのパースに留学しました。オーストラリアの中でもパースは日本人が少なく、世界の色々なところから留学生が多く集まっていること、田舎町で海がきれいで穏やかなのんびりした町ということが気に入って決めました。

私が留学を決めた理由は、社会に出て働く前に柔らかい頭で、色々な人と話して触れあい学びたいと考えたからです。英語の勉強は、色々な方々と話せるようになるためのツールとして考えてました。日本でビザ申請、ホームステイ先を決めて、貯めたバイト代を持っていって、いざ、出発しました。

行ってみると自然がとてもきれいで街並みも落ち着いていてすぐにパースという町が気に入りなじみました。ホームステイのご両親はイギリス訛りの英語でしたが、以前にも日本人のホームステイを受け入れていたので、ゆっくり英語を話してくれてコミュニケーションがとりやすいようにしてくれました。

現地で語学学校を決めて通い出すとすぐにブラジル、韓国、フランス、中国、ドイツ、スイス、イタリアの国籍の友人が出来ました。話すときは英語で話すので、家に帰ると今日言っていた意味が分からなかったけど、何のことを話してくれたんだろう、明日はこんな話が聞きたいし、したいから辞書で調べて話せるようになるための復習と予習を毎日自然と苦にならずに出来ました。日本では嫌だった勉強が友人と仲良くなるためという目的が出来た瞬間から楽しくなったのです。毎週のように公園でBBQをして親睦を深めて色々な話をしました。その後もシェアハウスをはじめ、バイトを見つけて働きながら学校に通って、たまには学校の友人と旅行に出掛けたりしました。

色々な国の色々な方に出逢い、出逢いは財産だと思いました。人と人との結び付きはコンピュータがどんなに発達しても越えられないと身をもって実感しました。帰国後、すぐに就職活動がはじまりました。TOEICは780点と高くない数字でしたが、英語が出来るということより、どう伝えることにより、言葉が通じない異国でも伝わるかを考えることが大切だと思うという意見をお話させて頂いたところ、第一志望の会社に内定を頂きました。10年あれから経ちますが、留学して本当によかったと今でも思います。私が人生で頑張れる根源のようなものになっています。